昨日は午後から盛岡で「アスベスト飛散防止に関する法改正の概要」の研修に参加してきました。
こちら基本的には、解体業者さんやリフォーム業者さん向けの研修会ではありましたが、知らなかった事が知れて大変有意義でした。
中でも驚いたのが、アスベストと言うとRC造と言った大規模な建物が基本対象かな?という認識でしたが、アスベストのレベルの違いはあれど、一般住宅であってもレベル3相当のモノは建材や接着剤に広く使わているという説明は驚きでした(今は禁止です)
勿論その建材が使用されているからただちにどうという事ではなく、解体や改修の際に生じる「飛散」を適切に処理する事が必要、つまりその際アスベストの「ばく露」から業者さん、もしくは工事近隣の住民を守る、というのが今回の法改正の趣旨のようでした。
その為これまでよりも、手続き、作業の手間も増え、必然的に、解体やリフォームの費用も高くなっていくのかな…と感じました。作業される方の命に係わる事ですので、致し方ないのかなと思います。
そういう手間ひまの上に積みあがったものが、価格に反映されると思いますが、どうしても、その中身がわからないと、高い安いという表面的な「価格」のみに目が行きがちです。なぜこの価格なのか、そんな説明や納得感が、今後益々大事になりそうな気がしました。